スポーツの力を活用する「スポーツ国際戦略」のビジョンと内容
スポーツの力を活用して「多様性を尊重する社会」「持続可能で逆境に強い社会」および「クリーンでフェアな社会」を実現することを目的としています。スポーツの国際展開により、これらの望ましい社会の達成に貢献することがスポーツ国際戦略のビジョンです。スポーツを通じたSDGs達成への貢献については、スポーツ庁では「スポーツSDGs」という取組を推進しています。SDGsの達成には、人々が日々の生活の中で意識・行動を変えていく必要があります。そのため、2019年ラグビーワールドカップ大会、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会および2021年関西ワールドマスターズゲームズなど、日本で大規模国際大会が連続開催され、人々のスポーツへの関心が高まるこの機会を活用してSDGsの認知度を高めるとともに、スポーツが多様な社会課題の解決に貢献しうることへの気づきを促していきたいと考えています。
スポーツ×国際交流
スポーツは人々に楽しさや熱狂、感動をもたらし、多くの人を惹きつける力があります。「する」だけではなく、「見る」や「支える」など、多様な楽しみ方ができることもスポーツの魅力です。また言葉や文化、宗教など社会的背景の異なる人々が一緒に楽しめるのもスポーツの特性の一つ。互いへの理解を促し、異なる地域の人々をつなぐ力があるスポーツは、平和な社会の実現へと導く有効な手段であると考えら
れており、途上国に対する協力において重視されています。
「スポーツが変える。未来を創る」。
そんな信念を世界中に示すべく、「スポーツ国際戦略」として情報収集や情報発信、日本のスポーツの魅力をPR、国外におけるビジネス機会の提供、スポーツツーリズムによる外国人誘客のための広報活動の支援などさまざまな取組が実施されています。
交流のある国
- 日本
- フィリピン
- ブラジル